【膝の悩み】オスグッド・シュラッター病 男子中学生のケース

【男子中学生 バスケットボール部員さんの症例】

小学校の中学年から地域のミニバスケットボールチームに在籍。

当時から、足や膝にケガや違和感を感じることがあったが、

中学校へ進学し、練習内容が変わったのがきっかけなのか、ダッシュやジャンプ時に

痛みを伴うようになり、整形外科を受診。

オスグット・シュラッター病と診断され、安静加療を指示される。

サポーターを巻いたりなどの工夫も行ったが、あまり効果が見られず、

どうしても練習を続けながら改善したいということで当院を受診。

 

□初回来院時の状態□

・ジャンプ動作で、膝下に痛みが走り押さえると痛い。

・スクワット動作をすると60°程度までしか曲がらず痛い。

・足首が異常に固く、足底アーチの低下がみられる(特に外側縦アーチ、横アーチ)

・膝周辺を見ると、やや腫れぼったい感じがする。

 

□施術内容□

・膝周辺関節(膝関節や膝のお皿、腓骨部)の「あそび」を改善させるための筋膜リリース。

・患部へのストレスを分散させるための筋膜リリース。

・促通運動で、大腿四頭筋内側斜頭線維(VMO)の強化。

・O脚矯正プログラム(リアライン・デバイス)にて、体幹部と膝関節の歪みを整え、関節を安定させるための運動を実施。

・足関節周辺部の筋膜リリースで、関節可動域(ROM)の確保。

 

□指導及び指示□

・現在使用中のバスケットボールシューズの確認と、靴ひもの結び方等指導。

・痛みが強くならないようであれば、サポーターを使わないよう指導。

 

□経過□

2回目来院時 膝関節90°程度まで曲がるようになった。

サポーターを外して練習を行っているが痛みが増すようなことはなかった。

3回目来院時 膝関節160°程度まで曲がっても痛くなく、患部を押さえても痛くない。

 

□コメント□

サポーターも使用すればいいというものでは決してなく、逆に使用しない方がいいというものでもありません。

適切な管理下の元、必要に応じて使う使わないを判断し、極力膝に圧迫ストレスを加えないことが重要であると考えます。

また、膝下の骨の変形と運動時の痛みを別けて考えることで、運動機能を速やかに改善させることも可能で、膝の運動障害に関しては、足または股関節からの影響が考えられます。

股関節から足はトータルのバランスが重要で、各関節が役割を果たすことで運動障害の予防も可能なのではないでしょうか。

 

※症状などによって効果には個人差があります。まずはお気軽にご相談ください。

 

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