強くなるために本当に必要なのは「才能」ではなく「〇〇〇〇力」

先週は、土日を利用して、石川県と岐阜県のジュニアクライマーを対象にした講習会をおこなってきました。

両県ともにとても向上心も強く、トレーニンングに対しての意識も高いように感じます。

ただ、「何をやったらいいのか?」という点に関しては、まだまだ明確にしていく必要性があるなぁと感じました。

そんな中感じたこと、それは方向の不明確さからくる不安感です。

「何をやったらいいのかわからず不安」
「どうやったら強くなれるのかという不安」
「本当に目指すところまで行けるのかという不安」

一部のスター選手が特別で、自分たちはそんな人たちとは違って普通だから追いつけるわけがない。

言葉には出てはきませんでしたが、どのジムで講習会をやっても、同様の雰囲気を感じることは多々あります。

だから僕は講習会で「必要なのは才能ではない」と話すのです。

今日はあなたが本当に強くなる雨に必要な「才能」ではないチカラについてのお話です。

僕が「才能」は関係ないという理由


世の中には多くのスポーツがあります。

野球にサッカー、テニスにバスケ、僕がトレーナーをしているスポーツクライミング。

実際その多くのスポーツの中で「才能」「天才」という言葉をよく耳にすることは確かだし、実際に天才という存在がいるということもよくわかっています。

その上でお話をさせていただくとすれば、「才能のある選手」だけ勝てて「才能のない選手」が負けるとすれば、競う必要性を感じないということです。

それに「才能」の一言でくくられてしまうと、限界が見えているということなのでアスリートとしてはどうなんだろうとも感じます。

要するに「才能」という言葉に依存する必要はないし、才能という言葉を盾にしてやらない理由にしてしたり、諦めてしまうというのは、なんとも夢のない話だなぁと思いませんかというお話です。

 

強くなるために本当に必要なのは「〇〇〇〇力」


では、強くなるために本当に必要なのはどんなチカラか?

それは「やり抜く力」

もともと才能があって努力すれば、他人よりも早くどんどんスキルは身についていきます。

でも、結局そこで終わってしまっては、達成はしません。

「成し遂げる」とは、物事を最後までやり遂げること。

身についたスキルでさらに努力を続けられるから到達できるのです。

要するに、「才能」はスキル習得のスピードそのものを指し、成し遂げられるか否かでは決してないということ。

だから成功する(成し遂げる)ためには「才能」の優劣ではなく努力の継続、つまり「やり抜く力」が影響を及ぼすのです。

だからこそ、スポーツってみんな輝いて見えるし、人の心を動かすんだと個人的には思っています。

 

選手にも親御さんにもぜひ読んでほしい一冊


実はこの「やり抜く力」を身につけていくにもコツがあります。

むやみやたらと努力することも大切ですが、何事にも原理原則が存在するのです。

だから、ポイントを押さえておきさえすれば、自然と身についていくものであると僕は信じています。

今日、あなたにご紹介したい一冊は「やり抜く力 GRID」です。

僕はこの本をある方から勧めていただいて読みました。

僕はこの本を読んで、やるべきことをただやり続けることが大切だと痛感しました。

だから、迷ったり進めなかったり、他人と比べたりしてしまう人には特におすすめしたいです。

「やり抜く力」で、もっと強くなりましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。 2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。