運動神経って鍛えられるの?〜感覚トレーニングのススメ〜

こんにちは、奈良県香芝市の姿勢改善すこやか整骨院、院長の杉山です!

北海道で、バレエ・フィギュアスケートを中心にみておられるパーソナルトレーナーの森脇俊文さんが、自身のブログで「センス」の正体という記事を書いておられたので読んでみました。

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とても面白い内容で、大変興味深い内容です。要するにセンスは鍛えられるというお話。

せっかくなので今日は、競技者にとってのセンス=運動センス(運動神経)について、僕の私見を書いていきたいと思います。

そもそも「運動神経」ってなんだろう?

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「あの子は運動神経がいいからなぁ」「僕は運動神経が悪いからできないんだ」

という話を聞くと、僕たちのような医療関係者は心の中で「??」となっています。

そもそも運動神経とは本来、

『体や内臓の筋肉の動きを指令するために信号を伝える神経の総称である。頭部では脳神経、体部では脊髄神経として、中枢から離れて末梢に向かうので、遠心性神経という名称でも呼ばれる。』

引用:運動神経 – Wikipedia

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という意味。

しかし一般的には、運動神経がいい=スポーツを巧みに行う感覚に優れているという意味で使われていますよね。

ということは、スポーツを巧みに行う感覚を分解していけば、運動神経は鍛えられるということではないでしょうか。

「スポーツを巧みに行う感覚」とは、一体どんな感覚なのでしょう。

すべての出力(動作)は入力(感覚)ありき

まずはこのピラミッドをご覧ください。

「中枢神経からの発達ピラミッド」

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(Willams & Shellenberger 『Pyramid of Learning』)
森本貴義,山本邦子:伸びる子どもの、からだのつくり方,2016より
はて?一見すると何のことかさっぱりといった感じかもしれません。

ピラミッドの上にある「知的活動」の部分が競技能力だとしましょう。

そして、その一番基礎となって下支えしているのが、視覚、平衡感覚、固有受容性感覚などの「感覚システム」と呼ばれるものです。

外からの情報が体の感覚を通して脳に伝えられ、それらの情報をもとに出力したものが動作。だからピラミッドの順番から見ても「感覚システム」なくして「運動学習」はありえないのです。

だとすれば、まずは筋トレや体幹力よりも、入力(感覚システム)がしっかりと機能することが大切ですね。

例えば、水の量=入力でホース=出力だとします。一般家庭の水道に消防用のホースをつないで放水したらどうなるでしょう。

いつまでたっても火を消せる気にはなりません(笑

だからこそ、消火栓のような水の量=入力が大事です。

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じゃあどんなトレーニングから始めればいいの?

百獣の王を倒した男、武井壮さんが感覚トレーニングのヒントについて述べておられます。

ただ、注意点がひとつ。武井壮さんがここでおっしゃているのは、感覚システムの中の「固有受容性感覚」トレーニングのお話。それ以外の感覚もしっかりとトレーニングする必要があります。

今日のまとめ

要するに、運動神経がいい人というのは、「頭で思った通りに体を使える人」ということ。

そして、感覚システムはトレーニングで鍛えていくことが可能です。練習も大切ですが、量より質も見直しましょう。

 

体の感覚システムをもっと鍛えたいあなたには、当院のパーソナルトレーニングがオススメです。

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