練習やトレーニングは量と○○のバランスが大切です!

こんにちは!奈良県香芝市の姿勢改善すこやか整骨院、院長の杉山です!!

先週末に開催された「Rock Queens」に参加した選手から、予選の様子などの動画を観せてもらいました。

予選を観ていると、やはり上位選手は登り込みしてるんだなぁと実感します。

たまに、よその選手の父兄さんからも聞かれる質問、

「週にどれくらい練習するのが適切なんでしょう?」

実際のところ非常に困ります。週5で練習できる選手もいれば、故障やその他の理由で週3くらいしか練習できない選手だっています。

僕の周りでは、週3〜4が多いようですが、これはあくまでも統計なので、目安とするものではありません。

今日は、練習の量と経験値について考えてみましょう。

強豪校は「量」をこなす

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野球やサッカーの強豪校は、とにかく「量」をこなします。例えばサッカーで有名な長崎県の国見高校。

テレビ番組内であるプロ選手が、3年間で休みが1日半しかなかったと言っていました。また、夏の合宿では、朝の6時頃から練習試合があったり、地獄のような高校生活だったと述べています。

どんなスポーツでも「量」が必要だという言葉だけを聞くと、一見、根性論とも捉えられがちですが、実はオーバーロードの原則(過負荷の原則)というものがトレーニング理論として存在します。

要するに、ちょっと限界を超えた方が成長するという法則です。

例えば九九(算数で習うやつです)の覚え始めは大変で、九九を習得したことで算数技術は飛躍的に向上します。

しかし、一旦自動化されてしまう(暗算で安易に解けるようになる)と、さらに算数技術が飛躍的に伸びるということはりません。

筋トレでも、最初は重いと感じていたダンベルも、負荷に慣れてしまえばなんてことはないし、筋力がされについていくとは考え難いのです。

だから更に大きな負荷をかけていくでしょう?
これが量の必要性です。

練習量増加のデメリットとは!?

「じゃあ、練習量は多いほうがいいってこと?」

いいえ、練習量が絶対的なものではありません。なぜなら、練習量が増えると疲労がたまりやすくなり、故障のリスクが上がるからです。

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そりゃそうですよね、機械だって人だって、使いすぎたら壊れます。

もちろん、ここでキチンと体のケアができればリスクは下がりますが、練習量を極端に増やしてしまうと、体のメンテナンスに割く時間が少なくなりやすいのはよく聞く話です。

練習量増加の最大のメリットは故障です。

身に覚えがないとは言わせませんよ(笑

運動経験値=運動の量×運動の○○

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故障を防ぐ意味でも練習量は考えたい。でもライバルに置いていかれるのは怖い。

よくわかります。そんなあなたにもう一つ、運動が上達するための要素についてお話ししましょう。

実は運動上達に必要な経験値の獲得は、運動の量と「運動の質(体の質)」の掛け算によって決まります。

一週間の運動量を数値化してみた例で考えてみましょう。

Aさん:運動量7 体の質3
Bさん:運動量5 体の質5

一見運動量の多いAさんの方が有利なように感じますが、実際に一週間で得られる運動経験値は、

Aさん:7×3=21
Bさん:5×5=25

これを4週間続けると、Aさんは84でBさんは100という実に16ポイントの経験差が生じるわけです。

もちろん、こんな状態で試合に負けてしまったAさんは、もっと頑張らないといけないと運動量を上げてしまうので、結果的には体の質が下がります。
Aさん:11×2=22
Bさん:5×5 =25

ここでも数値差があるので、さらに離されるのです。そうすると、故障→セルフイメージの低下を起こすので、結果的に引退してしまうケースも、、、

今日のまとめ

強くなるためには運動の量も、体の質も大切です。

動かす前に、しっかり体を整えてあげることを強くオススメします。

 

体の質をもっと上げたい! そんなあなたは、当院の姿勢改善整体を受けてみましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。 2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。