ダイエットとパフォーマンス〜あるランナーのつぶやき〜

ダイエットとパフォーマンス〜あるランナーのつぶやき〜

とうとう明日は大阪マラソンですね。

僕の友人たちも毎年エントリーをしていますが、なかなかの倍率なのか当選しないようです。

年々上がって行く競技人口。

趣味でやっているという方から、生きがいだと公言できるレベルまで、本当に多種多様です。

さて、今日はそんなランナーのあるつぶやきからご紹介しましょう。

「痩せてもタイムが上がらなかった」

これは僕の友人のつぶやきです。

体が軽い方がいいだろうとダイエットを始めたYくん。

あるマラソンに合わせて、3ヶ月ほどで7kgのダイエットに成功しました。

しかしタイムはというと、あまり伸びなかったそうです。

そればかりかスタミナが落ちてしまい、結果としては本番当日はかなりグダグダになってしまったとのこと。

このYくんは、何を間違ってしまったのでしょう。

体重が変わると感覚も変わる

ウエイトをコントロールする上で考えておきたいこと。

それは体重が変わると、体の操作感覚にも変化が出るということです。

普段、僕はシエンタに乗っているのですが、ちょっと最近用があってハイエースを借りたんです、数日。

いつもの感覚と違うので乗りにくいなぁと感じながらも、仕方ないので乗っていました。

それでやっと用事が終わったので、レンタカーを借りて自分の車に乗り変えることができたのです。

でも、ここからが問題。

ハイエースに馴染んだ僕の感覚のせいで、アクセルも急なアクセル、ブレーキもタイミングが合わない。

え?自分の愛車がこんなにも乗りにくいの?

と家族に漏らしながら家まで帰ったのです。

これと同じことが体にも言えるわけで。

Yくんがやっておいた方が良かったこと

3ヶ月という期間で体重を落とすことに主眼を置いたYくん。

彼は何をやっておくべきだったのでしょうか。

それは、落ちた体重に体を馴染ませるためのトレーニングを行うこと。

いわゆる「慣らし運転」が必要だったということではないかと個人的には思っています。

短期間で効果を出そうと思うと、ある程度目線がそちらに行ってしまいがちです。

だからこそ、本当に達成したかった目的から逸れてしまうこともあるのかもしれません。

結論:何事もゴールを明確に

強くなるためには「絶対」のルールは存在しません。

とはいえ目先のことにとらわれてしまうことも少なくはないでしょう。

だからこそ、「自分はどうなりたい」からそれをするのか。

常に明確にしておくことが大切ですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。 2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。