勝負を左右するのは才能じゃない

勝負を左右するのは才能じゃない

今日はこれから鹿児島に移動します。

午後から一般向けのトレーニング講習会、夕方から治療家さんを対象にしたセミナーです。

こうやって色んなところからお声かけいただくというのは、本当に恵まれていることだと思います。

さて、僕はトレーニング講習会で必ずお伝えしていることがあります。

タイトルの通り、「勝負を左右するのは才能じゃない」

本気で思っています。

じゃあ、みんなが才能だと思っているものって何だろう?

今日はそんな「才能」についてのお話です。

例えば、本当に才能の有無があるとすれば

世の中の競技が、もし才能の優劣で決まるとすればどうでしょう?

才能がある奴が勝って、才能のない奴が負ける・・・

だったら既に勝負する必要なんてないんじゃないの?

だって、勝負する前から勝敗が決まっているのと同じなのですから。

要するに才能の優劣で勝敗が決する試合なんて、単なる「出来レース」。

だから僕は「才能」という言葉で全てを片付けるのは嫌いです。

そもそも、勝負を投げているのと同じだから。

「才能」と呼ばれるものの本質

じゃあ、みんなが言うところの才能って何を示しているのでしょう?

才能とは、物事をうまく成し遂げるための能力。

そう、『能力』なんです。

才能があると言われている選手たちも、皆、競技者として勝つための能力を持っているに過ぎません。

そしてその能力を日々磨くために、毎日努力を怠らない。

能力は、使い続けること、磨き続けることで、より輝きを増し上がっていくのです。

「やりきる」が重要

「努力って、俺だってやってるよ!」

と思ったあなた、それって全力ですか?

僕は、『才能に恵まれていると言われている選手』の練習に幾度となくつき合う機会があります。

彼らは、好きなこと嫌いなことは関係なく、とにかく日々の鍛錬をやりきっています。

自分の不得意なことも、とにかく泣き言を言わずにやりきります。

そう、日々ベストを尽くしているのです。

そんな彼らより努力していると言い切れるのであれば、きっとやりきっておられることでしょう。

でも、少しでもやましいことがあってもいいんです。

これからベストを尽くせばいいのですから。

結論:僕たちはいつからでも成長できる

才能とは能力です。

トレーニング次第で能力は上がります。

ただ、短期間で劇的にと言うのは難しい。

だって勉強で言うところの「一夜漬け」と同じですから。

短期的な記憶という意味ではいいでしょうが、しっかりと身につけていくには多少の時間が必要です。

僕たちは成長します、いつからでも。

だって成長しない未来なんて、何の希望もないでしょ?

だから僕たちは、いつからだって成長できるんです。

だから勇気を持って、はじめの一歩を踏み出しましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。 2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。