【20代男性 会社員さんの症例】
学生時代から、バドミントンを続けている。
12年前、高校の体育の時間に、ジャンプ中相手チームに接触し前十字靭帯を痛めるが、
その後もサポーターをつけてバドミントンを続けていた。
膝をかばっていたせいか、徐々に膝の不安定感が増してきたため整形外科を再受診するも、
手術を薦められる。
なるべく手術せずに済むならというご相談で、当院に受診。
□初回来院時の状態□
・サーブやレシーブ等のステップ動作の際に膝が痛む。膝の不安定感があり怖くて踏み込めない。
・膝のお皿(膝蓋骨)が脱臼しやすい。
・椅子からの立ち上がり動作で、膝が内側に入る。
・試合後、腰が痛む。
□施術内容□
・膝周辺の皮膚や筋肉の動きを改善させるためのメディセル筋膜療法。
・促通運動にて、股関節周囲筋の強化及びハムストリングの柔軟性を向上。
・足関節の不安定性を取り除くための筋膜リリース。
・O脚矯正プログラム(リアライン・デバイス)にて、体幹部と膝関節の歪みを整え、関節を安定させるための運動を実施。
週2回のペースで通院を指導させていただきました。
□経過□
2回目来院時 バドミントンやスノーボードをしたが、脱臼もなく動作がしやすくなった。
不安定性は残っている感じがする。
3回目来院時 ジャンプスクワットや二重跳びが出来るようになった。
7回目来院時 症状が全体的に落ち着き、バドミントン時の膝の痛みも随分マシ。
片足立ちの安定性が向上。
□コメント□
手術を薦められたが、外科的処置に対しての不安と、この先どのようにしていくべきなのかという
迷いを持って当院に来院されました。
膝の不安定性の一つの原因として、関節の負担割合が挙げられます。
股関節と足関節が上手く機能しない場合、その間に挟まれている膝には絶対的な負担がかかってしまいます。
まずは、両関節の安定性が重要だと考えました。
その上で、膝関節の動きを変えていしまっている要因である「癒着」を剥がしてあげることで、
膝への負担を軽減し、改善していくことが、痛み再発予防も含めた処置ではないでしょうか。
※症状などによって効果には個人差があります。まずはお気軽にご相談ください。
Related Posts
●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。
2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。
コメントを残す