医療の業界でも意外と進んでいない顎関節症に対する治療。
そもそも顎関節症とは、顎関節の機能障害の総称を指します。
主だった症状は、
・口が開かない(開口障害)
・ゴリゴリと嫌な音が出る(開口時雑音)
・顎が痛くなる(運動痛)
などなど。
そんな顎関節症に対しての対症療法としては、未だにマウスピースなどの装具療法が一般的だといわれています。
民間療法では顎関節に対してマッサージや矯正をしたりするようですが、効果が持続するものは少ないようです。
では、何故効果が持続しないのでしょうか?
顎関節も関節である以上、理想の関節運動が存在します。
さまざまな生活環境の中で間違った顎の運動が反復された結果、
本来使われるべき筋肉が使えなくなり、ある固有の筋肉に過度の負担が生じます。
これによって関節周辺の筋肉のバランスが変化し、
緊張や痛みが増してしまい、結果、本来の理想的な関節運動からどんどん離れてしまうことで
顎の関節の歪みが増してしまいます。
そのような状態に対して、マッサージ等をおこなっても、筋肉のバランスをより崩してしまうという結果しか得られません。
では、どのように治療していくのが理想的なのでしょうか?
やはり、関節の歪みを生み出す「原因」を除去していくのが一番です。
下の写真をご覧ください。
写真向かって右側に対して、顎関節治療を施したものですが、
左右の違いがおわかりでしょうか?
顎関節の関節運動を理想的な位置に戻した結果、開口可動域に大きな変化が現れます。
もちろん、この段階で痛みや開口雑音にも改善がみられました。
当院の顎関節症治療は、当院独自の治療法です。
香芝市や奈良県のみならず、この治療法が受けられるのは全国でも当院のみ。
顎関節症でお悩みの方は、是非一度、姿勢改善すこやか整骨院にご相談ください。
□顎関節症治療(FRA療法)□
※この治療は自費診療のみの取り扱いとさせていただきます※
初診(問診、治療代含む) 10.000円
2回目以降 7.000円
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●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。
2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。
顎関節症で悩んでます。
3か月程前に、奈良医大でのマウスピースによる治療は終了済。
指3本分口が開くからとの事で。
顎のカクカクした音や顔の歪みはあり。
3日程前から
寝違えたかの様に首が痛くなり
首の凝り、肩の凝りがひどいです。
改善は期待できますてしょうか??
瀧本さん、はじめまして。
コメントいただきありがとうございます。
>3日程前から
>寝違えたかの様に首が痛くなり
>首の凝り、肩の凝りがひどいです。
顎関節症のリハビリはお済みだということですが、顎を開けた時の痛みや開けづらさ、
夜間や朝の顎や首の緊張感は残っていますか?
実際拝見してみないので、滅多なことは言えませんが、
顎関節症の方の特徴として、ストレートネックや猫背など、姿勢に問題のある方が多くいらっしゃいます。
そのため上記の症状が、顎からなのか首そのものか、もしくは背中からなのかは
何ともお答えしづらいところではあります。
・両側の肩甲骨を引いた状態で首を動かしてみて、動きに少しでも改善がみられる。
・マウスピースを噛んだ状態で首を動かしてみて、動きに少しでも改善がみられる。
上記2種類のうち、どちらかに当てはまるようであれば充分に改善が可能かと思います。
また、当院にご来院いただくことが可能であれば、より詳しくチェックさせていただけます。
どうか、お大事になさってください。