みなさん、おはようございます。
今年も奈良マラソンの季節が近づいてきました。
12月14日の本番を前に、皆さんも調整に入っておられることと思います。
そんな中、「膝が痛くなった」とか「走っていると肩が凝ってくる」
なんていう症状をお持ちの方も多いと思います。
そもそも、体幹トレーニングがいいだとか、ストレッチが大事だとか、
どれをやったらいいの?
なんて疑問をお持ちではありませんか?
今日はトレーニングの基本についてお話したいと思います。
まず、1番大切なのは「可動性(柔軟性)」です。
身体がうまく使えず固いにも関わらず、体幹トレーニングでさらに固めても
全く効果はありません。むしろ返って悪化することもあるでしょう。
身体の柔軟性を上げて、本来持っている動きのキレやバネを
使えるようになって初めて「安定性」のトレーニングに移行します。
人の身体は「不安定」な状態を「安定」させる、やや矛盾したような
構造を持っています。
多くの皆さんは、「昔は身体が柔らかかったのに、最近固くなってきた」
ことを年齢のせいにしていますよね。
もしかして、あなたもそうではないですか?
でも実際は年齢のせいではなく、身体の歪みが原因で
本来の動きとは全く違う動きになってしまうため身体が固くなってしまうのです。
身体が歪んだ状態で無理にフォームを修正しようとすると、
1箇所にストレスがかかりやすくなってしまい、結果的に痛みを発生させる。
人はこの痛みを庇おうとするので歪みが強くなり、別の痛みを呼んでしまう・・・
まさに悪循環なのです。
マラソンフォームの改善の前に、身体をリセットさせて
使いやすくすることが大事なのではないでしょうか。
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●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。
2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。
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