メンタルについて考える
「うちの子どもってメンタルが弱いんです」
「どうやったらメンタルって強くなりますか?」
と、意外と多いメンタルに関する質問。
今回は『心を鍛えることは大切か?』について考えます。
大切だけど基準が難しい「メンタル」
スポーツの世界のみならず、ビジネスや実生活でも大切な「メンタル」
一言でメンタルと言っても幅は広いですが、基本的にメンタルって基準が難しい。
何せ目に見えるものではありませんから。
でも、一流のアスリートは、何らかのメンタルトレーニングを受けていることが多いから、みんな何となく「メンタルは大事だ」ということになるんですね。
でも、目に見えない要素だからこそ、逃げ込んだりしやすいのかもしれませんね。
心が強くなるから勝てるのか?勝つから心が強くなるのか?
これも「卵が先か?ニワトリが先か?」みたいなお話ですね。
個人的な見解を述べるとしましょう。
日本には昔から「心技体」という言葉があります。
これを縦に知ると心が一番上、中段は技、下段が体になるのです。
また、健全な精神には健全な肉体に宿るという言葉もあります。
以上の点から考えると、まずは体から。
何せ体や姿勢は、見た目で変化がわかるもの、要するに基準が明確になりやすいですから。
また、メンタルが強くても負け続ければ心が折れますね。
逆にメンタルが弱くても、勝ち続けていけば自信がついてくる。
ということは、最初のうちはメンタルに逃げ込まず、しっかり体を強くしていくこと、技術を磨いていくことが大切なのです。
体は心とリンクする
アメリカの社会心理学者エイミー・カディは、人と人との交流の中で姿勢やしぐさは言葉よりも多くの情報を伝えていると言っています。
要するに、自分の姿勢を変えるだけで人生を大きく変えられる可能性があるということです。
これは、体(姿勢)と心がリンクすることに他なりません。
例えば自信がなさそうな人をイメージしてみましょう。
胸を張って体を大きく見せるような姿勢を取っていませんね?
むしろ肩をすくめて背中を丸め、体を小さくしているイメージをしたと思います。
実は、体と心は密接な関係が関係があるんですね。
結論:まずは日頃の練習をしっかり「やりきる」ことから始めよう
だからまずは、日頃の取り組みをしっかり行い、日々の練習をやりきるところが大切です。
練習をやり切ったら、次は試合で出し切ること。
これで出し切れなかったらメンタルを鍛えるという手順を決めておけば、追跡が楽ですよね。
自分なりの順番を決めておけば、あなたはもっと強くなれます。
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●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。
2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。
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