「意識が高い人」と「意識が低い人」の違いについて考えた
僕の周りにも意識が高い人がたくさんいます。
また、「うちの子どもも、もうちょっと意識を高く持ってもらいたんだけど」という親御さんの声もたくさん聞きました。
じゃあ、「意識の低い人」が「意識の高い人」になるためには何が必要なんでしょうか。
今日のお話は「意識が高い人」と「意識が低い人」の違いについて。
2人を分ける差は、ズバリ「意識の量」です。
意識が高い人ってどんな人?
あ、間違えないでくださいね。
「意識高い系」ではありませんよ(苦笑
意識高い系は、自分のことをよくみてもらいたいとSNSなどで過剰演出する若者たちを揶揄した表現です。
そうではなくて「意識が高い人」
意識が高いとは、
・いろんな物事にないして深く注意を払っている
・常に向上心を持ち成長を目指す
そんな様子を表す時に使う表現です。
意識が高いって、何の意識かと言うと「問題意識」という意味なんですよね。
「なぜ?」という言葉が問題意識を作る
じゃあ、問題意識ってなんでしょう?
「問題意識」とは、目の前にある問題に対して、自分の責任をもって行動する意識のある様子を表す言葉です。
例えば、あなたがいつもと違うラーメン屋さんに行ったっとします。
そこのラーメンがとても美味しかったら「おいしい!」と感じますね。
これは単なる感想なので、問題意識は発生していません。
それに対して、「ここのラーメンおいしいな、なんで他の店よりもおいしいんだろう?」というのが「問題意識」です。
同様に、クライミングに当てはめてみると、難しい課題があって登れなかったとき「登れなかったー」が感想、「なぜ登れなかったんだろう?」が問題意識です。
要するに「なぜ?」と思うことが、問題意識=意識の芽生えになるんですね。
「意識が高い人」「意識が低い人」の違いは問題意識の量
「意識が高い人」と「意識が低い人」の違いって結局何なのか。
これは要するに「意識の量」の問題だと考えます。
・意識が低い人=自分の問題として意識する回数が少ない人
・意識が高い人=自分の問題として意識する回数が多い人
たったこれだけ。
意識が高い人になりたかったら、自分の問題として意識する回数を増やせばいいんです。
「なぜ、電車の中ってスマホしている人が多いんだろう?」
「なぜ、すぐに自分の子どもに怒っちゃうんだろう?」
「なぜ、あの選手は他の選手より抜きん出ているんだろう?」
「なぜ?」の回数が増やすトレーニングが必要だと言うことですね。
結論:意識を高くしたいなら「なぜ?」を増やそう
確かに何も考えない方が楽かもしれません。
でも、そこに成長はありません。
あなたの意識を高くすれば、世界は広がります。
まずは、「なぜ?」を増やすことから始めましょう。
僕は「なぜ、いつも禁酒に失敗するのか?」から始めたいと思います(笑
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●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。
2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。
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