良い監督に思う4つの共通点
僕は職業柄、たくさんの指導者に出会います。
そして、たくさんの素晴らしい選手を輩出しておられるような監督さんたちにはある特徴があるのです。
今日は、そんな良い監督の特徴について、僕が感じたままに書いてみようと思います。
良い監督は目的を忘れない
良い監督の特徴、その1は「目的思考」であることです。
例えば、選手たちをどの試合で勝たせたいのか?というゴールが明確です。
逆によくあるのが、目先のことにとらわれやすい監督。
目前の勝ち負けも大切ですが、良い監督は選手の成長と未来をみています。
だから、選手たちも自らの成長と向き合うことができます。
目的を達成するためには、今何を優先すべきか?を常に忘れません。
良い監督は常に選手中心で考える
良い監督の特徴、その2は「選手思考」です。
何が一番選手のためになるのか?常に考えています。
だから、練習にもメリハリがある。
何より「監督の気分」で動かないので、選手ものびのび練習に打ち込むことができます。
良い監督はコミュニケーション能力が高い
良い監督の特徴、その3は「コミュニケーション能力の高さ」です。
「お前は何回行ったらわかるんだ!」
と叫んでいる監督さんをたまに見かけますが、運動音痴だった僕から言わせていただくと、
「あんたの言ってる意味がわからないんだ!」
です(苦笑
特に自分が選手としてある程度活躍できていると、「できない」ということがわからないのかもしれませんね。
だから良い監督さんは、相手の理解できる言葉を探します。
また、いつもイライラしていないので、非常に話しかけやすいです。
良い監督は向上心が高い
良い監督の特徴、その4は「向上心が高い」です。
指導者以上に選手は育たないと考えている監督も多いです。
常に業界内外の新しい情報を収集し、自分自身を成長させるために、勉強会などにも積極的に参加しています。
過去にトレーナー向けのセミナーで、何度かチームの監督さんに出会ったことがありますが、皆さんモチベーションが高い印象がありました。
結論:監督も指導者も、もちろん親も同じこと
実はこれ、自分に対しての備忘録として書きました。
しつけ以外でも、あれこれ言っちゃうんですよね、子どもに(苦笑
だからこそ自分の中でこういったものを文字化しておくと、有事の際、感覚に左右されずにすむのです。
自分の中で「良い〇〇とは?」とか「強い選手とは?」を明確にするために、文字化ワークはいかがでしょうか?
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●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。
2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。
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