「獲りにいく」姿勢から学ぶ

「獲りにいく」姿勢から学ぶ

さて、先日の土日からセミナーの主催で京都に行っておりました。

このシーズンはさすがに観光客が多いですね。

京都駅構内も、多くの観光客でごった返しています。

そんな京都駅から20分くらい地下鉄に乗り、そこから30分ほど歩いたところに、今回の会場が。

このセミナーには、僕と同じ治療家さんやトレーナー、ヨガインストラクターが参加してくださったのですが、関西以外の遠方からもたくさん来てくださったのです。

東京、愛知、香川、広島、島根、、、

移動するだけでも大変そうな地域もあります。

やはりそういった地域からも平気で来てしまうくらいエネルギーのある人たちって、共通してとっている姿勢があるんです。

それが今回ご紹介する「パワーポジション」

パワーポジションとは

パワーポジションとは、文字通り最もチカラを発揮しやすい姿勢のこと。

要するに野球やバレーボール、テニスなどによくみられる前傾姿勢です。

肩幅よりやや広めに足をとって、つま先の向きを平行に向けて立ちます。

そして膝と股関節を軽く曲げ、背筋を伸ばして前方を見る。

なんとなく想像つきますか?

なんでこんなポーズを取るんでしょう?

例えば、野球の守備をしているとしましょう。

普通に立っている状態でボールが飛んでくると、反応できるでしょうか?

おそらくちょっとしたタイムラグが生まれ、うまくキャッチできないかもしれません。

また、テニスでも同じ。

普通に立っている状態から飛んでくるボールに反応するのは至難の技でしょう。

そう、パワーポジションっていうのは「止まっている状態からいち早く反応し、最も効率よくチカラを発揮できる」ことを目的としています。

格闘技の「構え」も、これに似たものを撮ることが多いですよね。

パワーポジションが取れないとどうなるの?

じゃあ、このパワーポジションが取れないとどうなるのでしょう。

まずは当たり負けしやすくなります。

重心が前方にあるからこそ、相手に対する対抗ができます。

重心が後ろにあって当たられると、、、言うまでもないですよね。

そして、瞬発力が落ちます。

パワーポジションと、まっすぐ立っている人が競争するイメージをして見てください。

どっちが勝ちそうですか?

結論:獲りに行くには重心も気持ちも「前のめり」がいい

結局何が言いたいのかと言うとこう言うことです。

「何事も前のめりの方が結果が出しやすい」

引き気味姿勢でいると、気持ちも引いて来ます。

姿勢は心を映す鏡、しっかりパワーポジションが取れるよう、まずはスクワットから初めて股関節を使えるようにして行きましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。 2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。