一流選手の体が手に入ったら
「イチローみたいな体があったらなぁ」
「朝起きたら、楢崎智亜だったら・・・」
こんな妄想、一度くらい考えたことありませんか?
僕はあります(笑
今日は、もし自分の体が憧れのあの選手になったら。
そんな話です。
まずは、試してみますよね。
せっかく素晴らしい体が手に入ったのですから、すぐに色々試してみたくなりますよね。
街を歩いているだけで、誰もが振り返る。
みんなが知っている有名人ですから。
あなたはバッティングセンター、クライミングジム、競技にかかわらず、いろんなスポーツで試してみたくなるでしょう。
そして行った先でも、間違いなくあなたはみんなの羨望の眼差しを受けるのです。
あなたはドヤ顔で練習を始めます。
しかし・・・
あれ?うまくできないぞ!?
いくらバッティングをしても、いくら登っても、なぜかうまくできません。
バットを振っても、なぜか思ったように動かないし振り遅れる。
得意のランジを決めようとしても、うまくジャンプできない、届かない。
(おいおい!ちょっと待って!何で!?)
あなたは焦ります。
周囲もあなたの異変に気付いたのか、にわかにざわつき始めました。
(どうしよう、こんなはずじゃないのに!)
あなたはそそくさと、身支度をして家に帰ったのです。
さて、なぜこんなことが起こるのでしょう?
体は間違いなく一流選手のもののはず。
何でうまく動かないのでしょうか。
その答えは「脳」です。
体は一流選手でも、その体をコントロールしている脳があなた自身だから、こんなことが起こります。
例えば、バットを振るという動作。
向かってくるボールのスピードを正確に捉えるという「感覚」。
そしてそのスピードにタイミングを合わせて、バットを振るという「動作」。
例えば、ランジ。
次のホールドまでの距離感を測る「感覚」。
そして飛びつくために、振り子のように体を動かす「動作」。
いくら関節や筋肉の状態が良くても、「感覚」と「動作」は脳で制御しています。
だから、一流選手の体でも中身があなたであれば、こんなことが起こるのですね。
結論:体も脳も鍛えましょう
トレーニング=筋トレということだけではありません。
筋肉を鍛えるトレーニング、感覚を鍛えるトレーニング、動作をつなげていくトレーニング。
それぞれ目的が異なります。
全てが強くなるために必要な要素です。
体だけではなく、脳もしっかりと鍛えていくようにしましょう!!
トレーニングの方法に関しては、おいおいブログに書いていこうと思います。
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●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。
2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。
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