セルフケアを習慣化したいときに意識したいポイント
「宿題で出した自宅トレーニングってどれくらい続けておられますか?」
「毎日少しずつでもセルフケア、できていますか?」
という質問を、僕はよく投げかけています。
うちの院に来られる方は体に対しての意識の高い方が多いのですが、稀に、
「いやぁ、最近忙しくってできていなくて・・・」
「なかなか時間が取れないんですよねー」
という方もおられるのです。
僕も基本、なかなか継続できない事が多かったので、忙しいという言葉に逃げてしまいたいという人たちの想いもよくわかる。
じゃあ、できなかってもいいのかというと、そうではありませんが。
今日はそんな習慣化についてのポイントを、一緒にみていきましょう。
習慣化できないのは意識が低いのか?
「継続できないのは意識が低いからだ!」
という意見も多く存在します。
確かに、意識が高いんだったらやりなさいよで済む話ですよね。
でも、ある程度は習慣化はコントロールできます、意識が低くても。
大きく分けて二つのポイントがあります。
まず一つ目は僕がそうなのですが、いろいろやりたくなるタイプに、習慣化できない人が多い印象があります。
例えば、料理を作っていてお鍋に火をかけている間に掃除をしようと思って掃除機を持ち出したところ、洗濯機が終わったので干しに行かないとと洗濯カゴに入れていたところ奥さんが帰ってくる、みたいな。
そう、結局何もできていない状態でとっ散らかって終わるやつです。
意外と男性に多いんじゃないでしょうか。
日常にタグ付けする
そしてもう一つのポイントは「タグ付け」です。
僕たちは何か特別なことを始めようと気負うと、だいたい失敗する生き物です。
だから日常的にしていることに絡めてしまう。
例えば僕がやっているマインドフルネス。
簡単にいうと呼吸法なのですが、最初は正直、なかなか習慣化できませんでした。
そこで、出勤途中に神社があるので、神社を越したらスタート。
森を越えたら終了というように、毎日絶対通る道にタグ付けしたところうまくいくようになりました。
要するに、「気負わずやる」「ついでにやる」が大切です。
結論:一歩を踏み出したことに意義がある
そんなことを言っていても、やっぱり続かないことだってあります。
そんな自分を責めてみても、何の解決にも至りません。
その一歩を踏み出したこと自体が素晴らしい。
とにかく何度でも一歩を踏み出していくうちに、きっと壁を越えられます。
信じて進みましょう!
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●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。
2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。
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