大切なのは才能じゃない
サッカー部に所属する高校生との会話の中での話。
「元々はプロになりたいと思ってたんですよねー」
「え?今はそうじゃないの?」
「はい、諦めました」
「故障が原因なの?」
「いや、そんなんじゃなくて、才能の問題です」
Y君はそう言って茶化すように笑った。
プロになるために才能が必要であれば、プロになれないやつは才能がないのか?
今日はそんなお話。
元運動音痴だからこそわかること
ブログの記事で何度か書いていますが、僕は学生時代、極度の運動音痴でした。
野球ではボールを追えず、サッカーではパスを取れず、バレーボールに至ってはサーブが飛ばないというお粗末な状態。
正直、体育の時間は憂鬱でたまりませんでした。
じゃあ今はというと、球技は相変わらず苦手ですが、体を動かすことは嫌いではなくなりました。
多分、自分のペースで続けられるからかもしれません。
そんな僕が運動嫌いを克服したのは、この仕事につき始めてから。
体に携わる仕事についたから、体の動かし方のコツがわかるようになりました。
コツがわかるとできるようになるので、自然と自信も湧いてきます。
要するに、何事にもコツがあるということですよね。
コツをつかむのに才能はいらない
では、コツをつかむのに才能はいるのか?
あまり必要ないように思います。
むしろ必要なのはトレーニングではないでしょうか。
動きのコツをつかむには、ある程度の反復練習も必要になるからです。
だからこそ、コツをつかむのに必要なトレーニングを選択する必要はあります。
一番必要だと思うこと
そんな僕が才能よりももっと大切だと思うこと。
それは「努力」です。
結局根性論かよ、と思われるかもしれませんが、結局はこれに尽きると思います。
ただし、ここで注意点。
努力も方向性が大切です。
奈良県から大阪へ行くのに、名古屋に行く努力をしても仕方ありませんし、ともすれば無駄に終わってしまいます。
ただ努力すれば全てが報われるわけではなく、方向性を見定めた上でしっかりと努力をすることが重要です。
結論:だからこそ一人でやらない
自分の考えの範疇で努力をしても、方向性があってこないことは多々あります。
そういう時は、良いコーチにめぐり合うこと。
テニスの錦織選手も、マイケルチャンに出会ってから急激に成長を遂げました。
いくら選手が努力しても、方向性を合わせてくれるような人に出会えたから伸びたのでしょう。
とかく一人で抱え込みがちですが、結局は一人でやらないことですね。
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●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。
2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。
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