シンスプリントを起こす脚の2つの特徴
最近、シンスプリントでお悩みのクライアントさんの駆け込みが増えてきています。
やっぱりこれから駅伝シーズンだからなのでしょうか。
でも野球やサッカーのシンスプリントはなる夏が多いような・・・
きっと競技によってピークが違うからでしょうね。
ともあれ、当院のブログでも度々記事になっている「シンスプリント」
僕も症例的には比較的多くのシンスプリントを診てきました。
そんな脚を沢山診てきて、特徴的だなぁと思うポイントが二つあります。
今日はそんな「シンスプリント」を起こす脚に特徴的な二つのポイントについてのお話です。
1.足首が不安定、もしくは硬い
まず第一に挙げられる特徴、それは足首の不安定感です。
足を腰幅、平行に立ってもらうと、シンスプリントの人は大抵足首が内側方向にねじれています。
こうすると、足の内側にテンションがかかり続けてしまうのがイメージできますか?
そんな状態で足を酷使していたら足の内側は悲鳴をあげちゃいますよね。
また、足首が硬い、足裏を浮かさずにしゃがみ込みができないというのも同様です。
足首が硬いということは、曲げ伸ばしが効かせられないということです。
そんな中無理やり曲げようとすると、今度は動かない分を足首の捻れによって補おうとします。
結果的に、やっぱり足の内側は悲鳴をあげてしまうのです。
2.脚の皮膚のハリ感が強い
これはどういった意味なのかご説明しましょう。
シンスプリントになりやすい脚は通常の人よりも脚がパンパンに張っていて皮膚のハリ感が強いです。
これは皮下動きが悪くなり、皮膚そのものの緊張感が上がることで起こります。
すると筋肉が通常通り伸び縮みしなくなってしまい、筋肉が骨や神経を必要以上に引っ張るのです。
結果として脚の下の方に出る痛み、これがシンスプリントになるのです。
ストレッチやテーピングよりも効率の良いもの
確かにインターネット上では、シンスプリント解消のためのストレッチやテーピング法などが数多く紹介されています。
ただ、個人的にはちょっと効果が思わしくない場合もあるように感じます。
もっと効率の良い方法はないのでしょうか?
僕がもっともオススメする方法は、筋膜リリースです。
それは一番の原因である皮膚の動きをよくしてくれるから。
できれば足周りをしっかりリリースして行きましょう。
結論:とはいえ、やれることから
でも筋膜リリースってどうやったら良いの?
そうですよね、筋膜リリースは多少なりともストレッチやテーピングよりも難易度が 高い気がします。
だからこそ、まずはやれることから取り組んでみましょう。
それでもあまり効果がなければ、様子を見るよりも専門家を頼ってくださいね。
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●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。
2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。
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