今の症状を変えるには〇〇あるのみ!

気がつけば桜の花も咲き乱れ、入学シーズンを迎えました。

おかげさまで、うちの息子も5歳の誕生日を迎え、通っている幼稚園も年少さんから年中さんへ。

あんなに小さかった自分の子どもが、もう年中参加と思うと、なんだか感慨深いものを感じますね。

しかし新学期前日、我が家に思わぬ事態がやってきました。

そう『ネームタグの付け直し』です。

息子が通う幼稚園は、年少さんがCさん、年中さんがBさん、年長さんがAさんと呼称されています。

そのためネームタグには『Cぐみ 杉山なにがし』と書かれているわけです。

アイロン接着のネームタグでそれをくっつけているので、次の日までには『Bぐみ 杉山なにがし』に付け替えないといけません。

あぁ、わかっていても面倒な作業、、、

「明日までに、ネームタグ付け替えんとあかんの?」と聞くと、「うーん、明日からだよねー」と、うちのヨメ。

いや、わかってるんです、やらないといけないのは。

作業工程を考えていても、簡単でしかないことも理解しているつもりです。

1.体操服から古いネームタグを外す

2.ネームタグを適当な大きさに切る

3.Bぐみ 杉山なにがしと書く

4.アイロンで接着

たったこれだけ。

でも不思議なことに、こんな単純作業を後回しにしたいという欲求にさいなまれてしまうのです。

その日は結局、朝からみんなで畑に行き、花見がてら公園に行きました。

そして帰宅後、放っておいても仕方ないので、しぶしぶネームタグの作業を開始したのです。

、、、

、、、、、、

、、、、、、、、、

所要時間10分未満。

え?あ?こんなもんなん??

畑にいるときも、公園で花見をしているときも、心の片隅にそっと置かれていたネームタグ作業。

その作業が、一瞬にして終わったのです。

こんなことなら、早くやっとけばよかった、、、

さて、やったほうがいいとわかっていても、後回しにしてしまうことってありませんか?

例えば、腰が痛いからとりあえず解決策をネットで調べてみたとします。

『どうやら股関節のストレッチがいいらしい』『どうやら運動がいいらしい』『どこそこの整骨院がいいらしい』とか。

世の中、便利になっているのでGoogleさんに聞けばなんでも答えてくれますよね。

でも、なかなか行動に移すのが難しいと感じませんか?

ある調べによると、情報を仕入れた人が行動に移す確率は約1%だそうです。

1%ですよ!1/100!?

じゃあ、その他99人はどうなるのでしょうか?

そうです、知識は入っているものの、何も変わらないのです。

こういう行動心理を『コンフォートゾーン(安全領域)』といいます。

簡単にいうと、人間は成長したいと思いつつも新しいことに取り組みたがらない、ということ。

自分の予測できる安全な領域で暮らしたいと思うのは、至極当然だと思います。

でも、どうでしょう。

先ほどの例を取り上げるとすれば、行動せずに腰痛は解消するのでしょうか?

そんなことはありませんよね。

何事も、行動しないと結果が出ません。

また、自分にその健康法があっていたのかという効果の是非もわからないのです。

新しい環境に入ったり、新しいことを始める時って、何か得も言えぬ不安がありますよね。

そう、コンフォートゾーンを越えるには、一歩を踏み出す勇気と行動が必要です。

今の体の現状に不満を感じている、そこのあなた。

勇気を持って初めの一歩を踏み出しましょう!!

まずは何事も、行動あるのみです。

ABOUTこの記事をかいた人

●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。 2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。