腹筋や背筋が腰痛対策に効果がない2つの理由【前編】

当院でも、初診の患者さんから「腰痛やし、もっと背筋とかした方がいいんでしょうか?」

という質問を受けますが、実のところ、いわゆる腹筋運動や背筋運動は一般的な腰痛症に

あまり効果がありません。

では、なぜ効果がないというのでしょうか?

これには大きく分けて2つの理由が挙げられます。

 

1.腹筋(腹直筋)と背筋(脊柱起立筋群)は動作筋だから

 

筋トレと聞いてイメージするものは何でしょう?

一般的には、腹筋や腕立て、スクワットなどの動作をイメージされると思います。

実は、僕たちの筋肉には、動かすために必要な「アウターマッスル」と、

関節を安定させて力を伝達しやすくする「インナーマッスル」という、

大きく働きの違う2種類の筋肉で構成されています。

一般的に「腹筋」と呼ばれているトレーニングは、腹直筋を鍛えるトレーニング。

そして背筋を鍛えるトレーニングは、脊柱起立筋群を鍛えるトレーニングです。

しかしこの両者は、身体を動かすために必要な「アウターマッスル」なのです。

腰痛症の多くの原因は身体の不安定性。

だとすれば、「インナーマッスル」から鍛える必要があります。

安定→動作=インナーマッスル→アウターマッスルの順で働くはずの筋肉が

アウターマッスルのみで動き出すと、姿勢の維持と動作を一手に引き受けるという事なので

筋肉への負担が激増します。

こういった観点から、腹筋や背筋はあまり効果がないと言えるでしょう。

 

2.腰痛の原因は腰ではないから

 

「え?何言ってるの??」と思われた方、無理もありません。

僕自身、この仕事に就くまではそう思っていました。

このお話の続きは、次回詳しく説明したいと思います。

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