40才から始めるボルダリング

いつも当院のブログを読んでくださっている皆さん、こんにちは。
そしてご無沙汰しております!

気がつけば数ヶ月間放置状態にあった当院のブログ。
万を辞して再開したいと思います。

さて、この数ヶ月間に新たに、というか久しぶりに取り組み始めたことがあります。

それは「スポーツクライミング」、いわゆるボルダリングです。

数年前に少しやっていたのですが、開業して2年強、すっかり遠のいていました。

ちょうどこの春、当院のクライアントさんからのご依頼で、一度、近所のクライミングジムで登っているユースの選手たちの練習風景を見に行きました。

そこで見たのは、本気で世界を目指す若者たちの姿。

正直、身震いするほど格好良い。そう感じました。だからこそ、もっと身体を効率良く使えるようにしたら、さらに強くなれるだろうとも。
せっかくなので、その時に簡単なセルフケアを指導させていただいたのです。

ちょっとしたきっかけで、彼らの動きはさらに良くなりました。
その後、そのジムのユースたちのトレーナーをさせていただくことになったのです。

しかしながら少し問題がありました。

競技によって共通する身体の使い方もあれば、競技によって特異的な身体の使い方もあります。

ウォールクライミングの場合、バレエのようにつま先の動きと、手を躍動的に動かして起こるダイナミックな動きが特徴です。見た目の感覚では何となく理解はできるものの、実際に自分で得られていない感覚を選手たちに伝えていくのはなかなか難しい。

そう感じた僕は決断をしました。

「ボルダリングを始めよう」

週に2回程度でも、継続してボルダリングを練習して、細かい動きを習得していこう。
そう決めたのでした。

気がつけば今年で40才。多少体力の衰えを感じていたところだったので、丁度いい。
自分至上、キレッキレのカラダはすぐには得られませんが、職業上、身体の使い方を修正していくのは得意なはず。

努力をショートカットして、しっかりと取り組んで、自分が得た感覚を選手たちにも還元できればと思います。

そして練習を始め出してから、嬉しいサプライズが。

僕がトレーナーをさせていただいているシルバーストーンクライミングジムのオーナーさんや、担当している選手のみんなから、シューズとチョークバッグをいただいたのです。

「いつもお世話になっていますから」

と、みんなが笑顔で手渡してくれた瞬間、ちょっと涙腺が崩壊しそうになりましたが、途中で練習を投げ出すことができないという恐怖感も感じました(笑

物事を始めるのに「遅い」なんていうことは決してありません。

これから僕が体験したことを、選手たちや、全国のクライマーたちにお届けができれば。
きっとこれは僕の使命なのかもしれませんね。

 

2 件のコメント

  • 杉山先生&中川先生

    改めて先生の想いを知り、感謝感激❗こちらのほうが涙です。
    人との出合いと縁に恵まれた谷井家ですが、先生との出合いは格別です。
    本当にありがとうございます。
    これからも、よろしくお願いいたします❗

    すこやかさんへ行くのが楽しくて癒されてます。
                  谷井親子

    • 谷井さん、なぜブログの更新がわかったんですか!?(笑
      こちらこそ、本当にご縁に感謝という気持ちでいっぱいです。
      おかげでこの歳から少しづつ成長している気がしているのですから。
      改めて、これからも宜しくお願い致します。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ●柔道整復師、姿勢改善すこやか整骨院 院長●クリニックや整骨院勤務を経て、延べ1万人以上のアスリート、7万人以上の施術実績を持つ。 2014年4月に奈良県香芝市で開業(現在は御所市に移転)。『レントゲンでは異常なし』と言われるような症状を得意とし、皮ふの調整から体のバランスを整えるプロとして活動している。