運動に必要な股関節の話

運動に必要な股関節の話

日々、整骨院に来られるスポーツユーザーさんたちを見ていて感じること。

「股関節もっと使えたらうまくなるのになぁ」ということ。

どんなスポーツでも、股関節が使えることは上達の秘訣です。

じゃあ、なんで股関節が使えるといいの?というお話。

要は、動きの支点が定まるからです。

「腰を入れろ」という指示は股関節を使えということ

野球なんかでもよく「もっと腰を入れろ!」とかという指示が飛んだりしますよね。

これって「腰を動かせ」とか「腰を回せ」という意味ではなかったりすることは、あまり知られていません。

実際にはどんなスポーツも腰を大きく動かすようなことは少なく、股関節と胸郭と呼ばれる部分によって動きの大半が作られています。

ただ、こういった指導をされている指導者さんたちは、自身もそういった指導を受けてきたので、言葉がけの方法がそれしかできない。

だからいつまでたっても股関節が使えなくなってしまうのです。

股関節を使えると骨盤が動きの支点になる

体も全体をバランスよく使って大きな動きを作っていきます。

その際に必要なのが、動きの効率を上げるための「てこ」

例えば、あなたが手漕ぎボートに乗っているとします。

ボートには漕ぐために「オール」というものが左右についている。

そのオールを効率よく使って漕げるのは、ボートに「てこ」の支点になる金具がついているから。

では、支点になる金具がなかったらどうでしょう。

全力で漕いだとしても、支点が定まっていません。

すると力はあちらこちらに分散していくら漕いでも前には進みません。

このボートでいうところの支点を担う部分が骨盤。

股関節がよく動いてくれるから、動きの支点になる骨盤はより安定するのです。

逆に、骨盤が安定すると、股関節が動かしやすく感じることでしょう。

では、実際に試してみましょう

では骨盤が安定して股関節が使いやすい状態って、実際どんな感じなんでしょう。

ちょっと実験してみましょう。

まずは、何でもいいのでスイング動作(バッティングやテニスのレシーブ、ゴルフスイングなど)をやってみましょう。

次に太めのひも、もしくはベルトを準備します。

そしてお腹の両脇にある「腰骨」の下にひも、もしくはベルトを軽く巻いてみましょう。

その状態で、もう一度同じ動作をしてみましょう。

結論:動きの支点が定まると、体はもっと使いやすくなる

いかがでしょう、骨盤がするっと回り、股関節が使えている感じがわかってもらえましたか?

この感じを知っているかどうかというのは大きな差です。

もちろん、今回はスイング動作で試してみましたが、ダッシュでもクライミングも、同じように試してもらうと面白いですよ。

あなたの体をもっと使えるように、股関節から見直してみましょう。

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